しっぷうの玩具箱

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劇場版『ラブライブ!サンシャイン!!The School Idol Movie Over the Rainbow』鑑賞1回目感想

どうも、しっぷうです。

 

アニオタになってから早10年くらい経ちますが、人生を捧げようと思うくらいにハマった作品って、ほんと奇跡みたいな出会いをするんです。

 

ツイッターのフォロワーさんに教えてもらった主題歌情報からだったり

大学の先輩に来期のおすすめアニメを聞いた時に飛び出してきた作品だったり

 

いまから書こうとしてる『ラブライブ!サンシャイン‼︎』も、自分の中で奇跡みたいな出会いをした作品の一つです。

 

本題に入る前に少し、僕と『ラブライブ!サンシャイン‼︎』について、少し語らせてください。

 

はじめに、私はアニオタ、声優オタである前に、特撮オタでした。

記憶にある一番最初の特撮作品は『忍者戦隊カクレンジャー』(1994-1995)、そのくらいから、今に至るまで、戦隊、平成ライダーウルトラマンと特撮を見て育ってきました。アニメよりも特撮で育ったオタクです。

そんな私にとって、(詳細は省きますが)忘れられない作品が、『特命戦隊ゴーバスターズ』(2012-2013)。その作品に出ているのが、後にAqours黒澤ダイヤを演じることになる、小宮有紗さんです。

ある日、暇つぶしに見ていたYouTube

偶然見つけた動画に映っていたのは、アイドル衣装を着た小宮有紗さんなのです。…まぁ『君のこころは輝いているかい?』の衣装だったんですが…。

僕が知ってる小宮有紗さんは、かっこよく、それでいて可愛い小宮有紗さんだったのですが、動画の小宮有紗さんは可愛い全振りでした。

↑当時の戸惑っている私はこちら

 

そこからあれよあれよといろんな曲を聴いていて、そのうちにアニメが始まりました。

その頃には完全にAqoursを好きになっていたんだと思います。

気づけば、Aqoursのライブや、ファンミ、先日は遂に沼津・内浦に行くほど、Aqoursにのめり込んでいます。

↑「#しっぷう沼津探訪」で回った場所の写真等ツイッターで実況しながら回ってました。

 

 

さて、ここからようやく本題の映画について。

前置きが長くなり過ぎて、自分でも少し戸惑いましたが、自分がこの映画について思ったことを語るには、自分とAqoursについて振り返りたかったから仕方ない…。

ここからは盛大にネタバレしていきますので、ネタバレ避けたい方はブラウザバック願います。

 

 

 

 

 

 

 

 

映画本編開始前に、Aqoursフォトセッションということで、写真を撮れるタイミングがあります。

1週目は千歌ちゃん!

推しです。

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見てください。この可愛さ!

新年らしく着物です。

思わず表情のアップも撮るよね。

 

…取り乱しました。

これ毎週変わるんですかね?9週やるの?

俺、なのはもさすがに5週間7回が限度だったんですが、やるの?

 

本編はテレビアニメ二期最終回の直後から始まります。テレビで降りた幕が再び上がった瞬間、始まったんだな…と既に目頭が熱くなっていました。

三年生は旅立ち、残された二年生と一年生は6人で、新しい学校でもAqoursを続けていくことを確認するが、不安はある。

その不安をどう乗り越えるか、Aqoursの答えを出すことが今回の映画のストーリーです。

 

結論から言ってしまえば、Aqoursは6人で続けていく。だけど、それは「ゼロ」からのスタートではない。「今まで」は全部ちゃんと残ってる。

という、答えになっています。

 

個人的にはこの答えが凄くAqoursらしいなと思いました。

元々Aqoursは卒業した三年生が3人で始めたユニットでした。それを千歌が(偶然とはいえ)受け継ぐ形で再始動したのが、僕たちがよく知っているAqoursです。

Aqoursはこれまで「ゼロからイチへ」を目的に進んできました。けど、それは実は「千歌たちのAqours」なんですよね。三年生たち視点だと、「彼女たちのAqours」があって、それを「千歌たちのAqours」が受け継ぎ、大きくなった。

そう考えると、元々Aqoursは何もないグループではなかったと思うんです。

三年生の想い、そしてそれを支えた人たちもきっといたはずです。

「今まで」がちゃんと残ってるから、その先でもきっと大丈夫。Aqoursの出した答え、それはきっと三年生たちが既に出していた答えなんです。

というのも、このブログを書きながら、YouTubeで期間限定無料配信されてる、2期最終回を見ていたんだです。そこで、果南が何も無くなった部室でこんな事を言っていました。

 

曜「全部なくなっちゃったね」

果南「そんな事ないよ。ずっと残っていく。これからも。」

 

ここで、千歌は一瞬不思議そうな顔をして、笑顔になり「うん!」と答えました。

この時は千歌もまだボンヤリとしかその答えが見えてなかったんだと思います。

だけど、果南には、三年生にはこの先のAqoursの答えが見えていた。

きっとそうなんだろうな、と思いました。

だからこそ、今回の映画で千歌たちは三年生に会うためにイタリアへ行くんだなと。

ここでイタリア行きの背中を押したのが、Saint Snowの聖良さんなんですが、聖良さんも三年生と同じ答えにたどり着いてたんでしょうね…。

けど、理亞は…。

ここは是非、映画で見てもらいたい部分なんですが、マジで泣きました。ルビィと理亞の関係性も合わせて、この映画一番の見せ場になってると思います。

 

さて、ここまで、感想?を語ってきましたが、今回の映画、実は全編通して泣き続けていて、終わった後、泣き疲れて帰るのも大変だったんです…。

帰ってからも、思い出しては泣き、を繰り返して、結局、土曜日一日中寝てました。

アニメ映画を見てこんなになったの初めてで、なんでこんなことになったのか、ずっと考えてたんです。

で、出た答えが、「Aqoursが生きてることを実感したから」なんじゃないかと。

テレビアニメも、何度見ても泣いてたんですが、沼津に行き、アニメで出てた舞台をめぐり、その空気を感じて、あの場所で生きてるAqoursを感じたんだと思います。

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だから、今回の映画でそこで生きるAqoursを見ることができて、嬉しかった。心が揺さぶられたんだと、そう思いました。

言葉では伝えにくいんですが、Aqoursは本当にアニメを飛び出して、あの街で暮らしている、そんな空気感があるんです。

 

さて、長々と話してきましたが、今回の劇場版で、Aqoursを好きという気持ちを再確認できました。

アニメとしては三年生が旅立ったので、ここで一区切りだと思います。

けど、「現実のAqours」は2019年も突っ走って行くと宣言してくれています。

Aqoursの見せてくれる輝きを今後も楽しみにしつつ、この記事を締めたいと思います。

 

Aqours、サンシャイン!